イランくん
私の彼氏はイラン人です。とは言っても日本語ペラペラで、訛りさえあります。
先日私の誕生日に、イランくんがペルシャ料理?を作ってくれました。
ビーフストロガノフ
赤い実はバルベリーっていうイランのレーズンみたいなもの。レーズンより甘くなくて酸味が強いです。
ほうれん草のスープ
食べながら、イスラム教には理由があるっていう話をしてくれた。
・女性に厳しい?
イランくん曰く、イランで女性はとっても大切な存在。大事に大事にしたいという気持ちが強くて、外は危険だから家にいてほしい、色目をつかわれないように肌を隠してほしい、という発想になっているそう。
・豚を食べちゃダメ
イスラム教で豚を食べる事が禁止されているのは、昔、雑食で何でも食べるぶたは疫病の原因と考えられていたから。
・神の姿を描くことも禁止
神の姿がある人種に似た姿をしていると、その人種が優遇されたり、似ていない人種が迫害されたりしてしまうから。
宗教にはそんなにしっかり理由があったのかと驚いた。
喧嘩するくらいなら宗教なんか信じなければいいのにと思う日本人は多いと思う。最近授業で聞いたことだけど、海外では、宗教は教育に使われているらしい。新渡戸稲造も、聖書なしで日本ではどうやって道徳を教えるのかと聞かれていた。新渡戸稲造はそれは武士道という言葉のない教育によって受け継がれると結論づけていた。 小学校の時に道徳の時間があった。その時は相手の立場になって考えれば全ての答えは出ると思っていたけど、そうでもなかった。大きくなった今、改めて道徳の教科書が欲しい。